MTAセメント治療

歯の神経を残す理由は歯を長持ちさせることにあります。

残念ながら虫歯が神経まで進行している場合、一般的には神経を取る抜髄という治療を行います。

神経の大事さは大学では教えてもらえません。

其の為、安易に神経を取る傾向にあります。

 

神経を取ると歯は割れやすくなってしまいます。割れてしまうと抜歯をしなければならなりません。

安易に神経を取られた挙句、歯が割れてしまった症例をいやというほど見てきました。

まだ神経を残せたのにと思う症例は結構存在します。

1本の歯を大切にするため西阿知クォーツ歯科ではMTAセメント治療によって神経を温存する治療に力を入れています。

神経を取らなけらばならないと言われた場合は一度治療を中断して相談してください。

神経を保存できる場合があります。

 

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あのグルンダー先生、コルテリーニ先生が来日

4:30に起きて眠い目をこすりながら始発で東京に行ってきました。

海外から再生療法の大家がこられるとの事で2日間参加してきました。

ちなみに再生療法とは歯周病と歯ぎしりなどの力によって失ってしまった骨を再生させる手術のことです。

オープニングも気合入ってました。うにうに動いてました。

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根本治療が大切

木原敏裕先生に学ぶ診断コースでした。

月1回の全5回のコースです。講義内容はひたすら参加した先生の症例について悪くなった原因は何か?今の問題は何か?どのように考えていくのか?を深く学ぶセミナーでした。

 

なぜ今の様になったのか?原因について教えていただける機会は勉強会に積極的に参加しない限り知ることはできません。

そもそも歯医者には原因を探すという事を考える習慣がなく治療方法のみに目が行きがちです。それだと治療結果にばらつきが出てしまいます。原因を解決する根本治療が歯を長持ちさせるポイントです。

 

チャレンジ企画!2ヶ月で10kgやせます!!

 

土曜日にお休みをいただいて技術&知識アップのために学会やセミナーに出ることが多く、ほぼ1ヶ月休みがないこともあります。そうすると疲れから体調を崩すことも多く、今後もさらに忙しくなってくることを思うとこのままではもっとアグレッシブに動けなると痛感しました。

痩せることで身軽になり強靭な肉体を得るためにダイエットを開始します。

 

僕は運動全般が苦手です。子供のころからおなか周りに脂肪が付いていました。

走るのも球技もクラスで下のほうでした。そんな状態だったので運動が嫌いです。

しかしここから変わろうと思います!!

 

食事改善と筋トレがセットです。

明日から食事制限が始まります。

2ヶ月10KGダウンを目指します!!

応援よろしくお願いします。

2018年締めくくりJIADS総会

大阪で2日間、開催されたJIADS総会。JIADSとは皆が同じように長持ちできる治療を行えるよう指導している教育機関です。

残念ながら歯科大学の教育は国家試験に受かるための予備校と化している部分が多く大学で教わった知識だけではやり直しの治療が多く治療しても長持ちしない事が多いのです。

それでも少しでも長持ちする治療を患者さんに提供したい、そういう気持ちが強い先生たちが全国から学びに来ており継続して学び続けています。そんな先生方の会員発表です。

いつもお世話になっている佐々木先生の出版された書籍。今まで教えていただいた事がわかりやすく書いていてます。チタンメッシュを使わないGBR。僕もこの方法で行っています。

本をつまみに1杯頂きました。

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悪くなっている原因を探すこと

 

悪くなったすべてには原因がある。

 

その原因を解決しないと再発を繰り返します。

現状のみの治療を対症療法といいます。

血圧が高いから薬を飲む、歯が痛いから虫歯を治すなどがこれに当てはまります。

 

なぜ虫歯になったのか?なぜ歯を失ったのか?

その原因を見つける事こそ長持ちさせる治療の第一歩なのですがそもそも大学でそのような教育がおこなえていません。その為、歯医者は治す方法を考えるということだけに注視しがちです。

 

結果、原因を探すという当たり前の行動の習慣がないのが現状です。

 

私達は根本から治すことで歯を失わない治療をすることを目指しています。

原因を根本から治さないとまた歯を失ってしまいます。

今まで治しても治しても歯が悪くなり困っている方や70歳になっても御自分の歯でかみたい方たちの為に私達は日々、診療を行っています。 

 

 

写真は咬み合わせについて半年間のセミナーを受けてきた修了証書です。今後も研鑽し続け長持ちする治療を目指します。

 

西阿知クォーツ歯科

カリオロジーは曖昧が多い?

カリオロジーとは虫歯学と言われるもので東京渋谷に話を聞きに行きました。

虫歯をどこまで取りきるか、単純なようで難しく、特に神経に近いケースでは慎重さと的確さが必要です。

虫歯を取りきった後、う蝕検知液で染めだして青く染まっていれば虫歯が残っていると判断しさらに削っていきます。

自分では虫歯を取りきったと思っても染まったりするので、う蝕検知液は虫歯治療には必須なのです。

 

術前のレントゲンで明らかに神経まで虫歯が進行していてもMTAセメントという神経保護の薬を使えば神経を保存できるようになりました。

この治療法を選択された場合は虫歯をしっかり取りきって神経も残せるので治療した歯が長持ちします。

 

神経を抜いた歯は金属の心棒を歯の中に入れなければならず歯が割れる可能性が高くなって、割れれば抜歯になってしまいます。

 

この方法を選ばなければ、神経を抜くことになるのですが、一時的に虫歯を残して4か月以上たって再度残りの虫歯を除去するという方法があります。

どうもMTAセメントを使用して治療するのに比べて成功率が低いように思います。

何より不確実な為、今後に不安が残ります。

私は神経を残し長持ちさせるためにMTAセメント治療を選択したほうが良いと考えています。

 

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なぜ虫歯や歯周病は痛くないの?

慢性疾患と急性疾患というものがあります。痛みがない状態を慢性と言い、痛みがある場合を急性と言います。

虫歯も歯周病も慢性疾患なので痛みがありません。

よく患者さんが痛みがないから歯医者に行かなかったとおっしゃられますが、基本的に痛みはありませんので悪くなっていることが多いです。

もし虫歯や歯周病がすべて痛いなら日本国民の9割以上が毎日痛みで悩まされます(笑)

痛みがないからと言って安心しないで定期的な歯科健診をお勧めします。

 

西阿知クォーツ歯科クリニック 味村 敏朗