インプラントは全体的な診断ありき

所属している勉強会で症例発表してきました。

診療に対する考え方は多種多様でこれが正解ということはありません。

 

正解だったかどうかは結果が教えてくれます。

 

ただこれだけは間違いないと思います。

安易な全顎的な治療介入は患者さんを不幸にするということ、私たちも覚悟が要りますし患者さんにも強い思いがないと続きません。

なぜなら全顎的な治療介入は治療期間は2年以上かかるケースも決して少なくないからです。

全体的な治療計画がないままインプラントを勧められた場合はやらない方がいいと思います。

 

インプラントを入れることが目的ではなくしっかり噛めて長持ちさせることが目的です。

それには全体的な歯の診断をした上でインプラントが妥当なのか私たちは判断しなければいけません。

例えば周りの歯やインプラントと噛む歯がぐらぐらしているのにインプラントを入れても噛めないばかりか周りの歯の寿命が縮まります。

 

治療を受けるかどうか迷った時の対処法

1.その場で決断せずお家に帰って落ち着いて考えてみる

2.他院でセカンドオピニオンを受ける

3.家族に相談してみる

 

西阿知クォーツ歯科もセカンドオピニオンを受け付けております。

086-486-4182