根管治療のレーザー内部洗浄とは?効果・仕組みをわかりやすく解説

「根管治療を受けたのに、また痛みが出てしまった」「何度治療しても症状が取れない」——そのようなお悩みを抱えている方は、少なくありません。
当院のご案内では、根管治療でいちばん大切なのは、歯の内部の細菌を徹底的に除去することです。当院の症例では、ラバーダムシートで唾液の侵入を防ぎ、顕微鏡で細部まで確認しながら、レーザーを用いて内部を洗浄し、根管内がきれいになったうえで、根管充填を行っています。ただし、レーザーは、治療全体の一部であり、効果には個人差があります。
この記事では、根管治療が長引く・再発する理由、当院での治療の進め方(レーザー洗浄を含む)、費用、相談のポイントを、わかりやすく解説します。
根管治療が「何度やっても治らない」と感じていませんか?
根管治療は、神経が死んでしまっている歯や、他院で治療したが治っていない(噛んだら痛い、痛みが引かないなど)歯に対して行う治療です。当院のご案内では、歯の内部に細菌が繁殖して、それが原因で、骨が溶けてしまいます。
当院には、「治療したにもかかわらず、噛んだときに痛みがある」「他院で治療をしたが痛みが取れず、原因がわからないと言われた」「3か月間治療が続いているけれど治らない」「膿を出しても再発する」といったご相談が寄せられます。
再発しやすい背景(当院のご案内)
当院では、虫歯の細菌がなぜ繁殖するのかは、根管治療時に、適切な感染防御がされていないからだと考えています。口の中には、約1000億から1兆の細菌が住んでいると言われています。根の治療中に「ゆすいでください」と言われたことはないでしょうか? これによって、歯の内部に唾液中の細菌が感染してしまうため、当院では、根管治療中は、ゆすぐことを禁止させていただいています。
また、当院では、日本での根管治療の成功率は30〜50%と言われているとご案内しています。この理由として、保険診療で設定された根管治療の料金では、時間をかけて治療すると採算性が取れないため、短時間でできる範囲で治療せざるを得ないこと、根管の形や長さは個人差が多いため時間が必要なこと、日本の保険治療では、効果が高いのに認可されていない材料が多いことを挙げています。
当院の根管治療と、レーザーによる内部洗浄
当院の症例のご案内
当院の症例(根尖病変が大きく、他院で抜歯宣告された歯の根管治療)では、歯の内部の神経が死んでおり、ドロドロに溶けていたことが原因で、根の先の骨が溶けていました。根の内部の感染源の除去を目的として、根管治療を行いました。ラバーダムシートを用いて細菌感染を防ぎ、顕微鏡で細部まで確認しながら治療しました。レーザーを用いて内部を洗浄しながら、根管内がきれいになり、根管充填をしました。骨の再生は、5年後もCTにて確認できています(治療期間:3回、経過観察しながら4か月)。
一般に、レーザーは、根管内の洗浄の補助として使われることがあります。当院では、レーザーを、ラバーダムシート、顕微鏡、MTAを用いた根管充填などと組み合わせて、使用しています。レーザーの使用は、すべての症例に必要なわけではなく、診査・診断のうえで判断します(効果には個人差があります)。
よくある誤解:「レーザーをすれば、必ず治る」
レーザー洗浄は、治療の一部であり、それだけで治療が完結するわけではありません。当院の症例のご案内でも、治療途中で中断されたり、治療の間隔が長く開くと、再感染が起こり、抜歯になる可能性が高くなります。年齢、根の形の個人差や、過去に受けた治療のダメージによっては、改善されないこともあります。
洗浄だけではない:細菌感染を防ぐ処置
当院の根管治療は、洗浄の前後を含め、細菌から歯を守る処置を、積み重ねて行います。
CTを撮影することで、悪くなった原因を特定できます。どんな治療が必要か、根の太さやどのように曲がっているかなど、根の治療をするうえで必要な情報を得ます。そのうえで、料金と期間についてご説明します。
削ったままの状態で根管治療をすると、細菌感染します。虫歯を徹底的に除去し、唾液の侵入を防ぐ防波堤(隔壁)を作ります。さらに、ゴムのシート(ラバーダムシート)を歯の周りに装着して、唾液を完全にシャットダウンします。
ラバーダムを使い、唾液が歯の内部を汚染しないようにして、顕微鏡を見ながら、根管の内部の細菌や死んだ神経などの感染源を、徹底的に除去します。症例によっては、レーザーを用いて内部を洗浄します。
根管内の感染源が取り除けたと判断したら、MTAやバイオセラミックを、根管内部に隙間なく緊密に詰めます。これらは、抗菌力が高く、体になじみが良い新しい薬剤です。その後、土台を装着し、骨内の膿が大きい場合は、仮歯で経過観察し、3か月後にCTを撮影します。被せ物は、隙間や段差がなく精密に作ることが、再感染を防ぐうえで大切です。
保険診療と自由診療の選択肢の違い
当院のご案内では、保険診療では、制約のある治療しかできないため、治療の選択肢がどうしても縛られてしまい、抜歯にならざるを得ないことがあります。一方、自由診療では、使える薬剤や器材に制限がないため、院長の最大限の知識と経験、技術を駆使して治療します(個人差・症例差があります)。
⚠️ 注意:治療の中断について
治療途中で中断されたり、治療の間隔が長く開くと、再感染が起こり、抜歯になる可能性が高くなります(当院のご案内)。通院が難しい事情がある場合は、治療を始める前に、ご相談ください。
根管治療の効果を高めるために知っておきたい精密診断の重要性
CTスキャンによる診断
当院の症例では、治療したにもかかわらず「噛んだときに痛みがある」と来院された患者さまのレントゲンで、膿の袋が写っていませんでした。しかし、CTで撮影したところ、2つの根の先端に大きな膿の袋が見つかり、さらに、この歯には根が3本ありましたが、1つの根は全く手をつけられていませんでした。細菌に感染した神経が、まるまる残っていたのです。CTでこのような事実が判明したため、早急に歯の根の治療を開始しました。
マイクロスコープを使った精密根管治療
当院のご案内では、肉眼だと1000円札の下の線が、マイクロスコープの24倍拡大では「NIPPON GINKO」と読み取ることができます。他院で治療をしたが痛みが取れず、原因がわからないと言われた症例では、マイクロスコープ(顕微鏡)とCTを用いて、もう一つの神経を発見しました。痛みの原因は、前医で神経を見つけられなかったためでした。そこを治療したことで、痛みがなくなり、しっかり噛めるようになりました。
MTAセメントによる神経の保存
根管治療が必要になる前の段階——つまり「神経を取らずに済む段階」の治療も、歯を長く保つうえで大切です。当院では、MTAセメントとして知られる特殊な歯科用セメントを使い、神経や血管を生きたまま保持しながら治療する、神経の保存(歯髄温存療法)に力を入れています。ただし、歯髄保存が適さないケースもあります。詳しくは、診査・診断のうえで、ご説明します。
西阿知クォーツ歯科クリニックの根管治療・精密治療へのこだわり
岡山県倉敷市西阿知町にある西阿知クォーツ歯科クリニックでは、「対症療法ではなく原因療法」を基本方針に、歯の保存と神経の保存に取り組んでいます。
- 🔬CTとマイクロスコープによる診断・治療:CTで原因を特定し、マイクロスコープで細部まで確認しながら治療します。
- 🦷歯の保存・神経の保存:当院では、ほとんど神経を抜きません。他院で歯を抜かないといけないと言われた方のご相談も、受け付けています。
- 🏥最高基準の衛生設備による感染対策:ヨーロッパ基準最高峰のクラスB滅菌器や、院内の水を除菌水にする装置(ポセイドン)などを導入しています。
- 📋原因療法:「なぜ悪くなったのか」「どうすれば再発しないのか」を追求し、根本から改善する治療を行います。
- 🌟精密治療・連携治療・総合治療:根管治療だけでなく、歯周病・インプラント・審美治療を含めた、全顎的(トータル)な視点でお口全体の健康を目指します。
🏥 西阿知クォーツ歯科クリニック ご案内
〒710-0807 岡山県倉敷市西阿知町586-3 TEL:086-486-4182
診療時間:9:00〜12:00/13:30〜18:00(土曜の午後は13:00〜17:30) 休診日:木・日・祝日
アクセス:JR西阿知駅下車後、東へ徒歩15分(お車の場合は、JR西阿知駅から県道277号線を東方向へ2分)
お支払い:クレジットカード、デンタルローンがご利用いただけます
根管治療・レーザー洗浄に関するよくある質問
📝 この記事のまとめ
根管治療・歯の保存についてまずはご相談ください
「他院で抜歯と言われた」「治療しても症状が取れない」「レーザー洗浄について詳しく聞きたい」など、お気軽にご相談ください。岡山県倉敷市西阿知町より、精密歯科治療で皆さまのお口の健康をサポートします。
初診専用Web予約 📞 086-486-4182 🏥 根管治療のページ
👨⚕️ 院長 味村敏朗(みむら としろう)より
「なぜこの治療が必要なのか詳しく教えてくれない」「治療しても治療してもまた悪くなった」——そんな不安を抱えている患者さまは、少なくありません。私たちは、患者さまに、なぜこうなったのか説明し、このようにすれば治るとお伝えしています。
私たちは、歯を保存することと、歯の神経を保存することに、命がけで取り組んでいます。